CMYK表記法について
投稿日時:2014-03-14 15:10
従来印刷機ではRGBでの加色法に基づく色再現が行われていましたが、近年では減色法であるCMY法をベースとしてブラックが加えられたCMYK法が主流になっています。
一般的にRGB法に比較すると、黒色をより美しく表現できるといわれています。
また、CMY法と比較すると黒色を表現するためのインク量も少なるなるためランニングコストが下がるといわれています。
CMY法では黒色を表現するのにCMYすべてを使用しますが、CMYK法ではKのみを使用するためです。
また、Kインクは他のCMYなどのインクに比較すると安価な傾向にあります。
更には、近年の印刷機は、CMYKのそれぞれのインクを一つずつ交換が可能なため、無くなったインクのみ交換すればよく効率は良くなっています。
特に良く使用されるKインクは他のインクと比べて大型のパッケージが採用されているのが一般的です。
ただし、出力側はRGB系で出力していることが多く、印刷の際にガンマ特性を変更するなどの注意が必要です。
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