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印刷機の先端技術

投稿日時:2014-03-28 13:28

近年の印刷機の先端技術には、立体の構造物を生成する印刷機があり、3Dプリンターと呼ばれています。3DCADデータなどをもとに3次元のオブジェクトを造形します。

仕組みは、3軸に稼働可能なノズル部から液状の樹脂を少しずつ積み重ねて形を作り、樹脂に紫外線を照射して硬化させながら立体物を造形してゆきます。近年ではサイズも小さくなり、価格も安くなってきたことから、数多く試作などを経験する製造業などでも導入され始めています。また、一般家庭に導入されることも稀に見受けられるようになりました。ただし、安価なものや一般家庭に導入可能なものは、小型でコーヒーカップ程度の大きさのものまでしか印刷ができません。

比較的高価な大型のものは、製造業を中心に建築分野・医療分野・教育現場・先端研究分野などで幅広く普及しており、建築分野ではプレゼンに使用するためのミニチュア建設模型、自動車分野では試作車のデザインの検討などに使用するモックづくりなどに使用されています。

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